左寄せ東京都心には、「星の数ほど」と形容したくなるほど、多くのホテルがあります。
中には、東京ならではの歴史ある国際ホテルも少なくありません。
帝国ホテルやニューオータニ、ホテルオークラなどは、日本のホテルの代表格と言っていいでしょう。
もちろんそれらは最高の客室とサービス、料理のグレードを誇っています。

「泊まってみたらがっかり」という心配はゼロと言っていいと、私は思っています。
ただし、それなりの、というか、国内最高ランクの料金であることもまちがいありません。
特別な人や、特別な場合でなければ、気楽に東京観光の足場にすることはできないでしょう。
そこで、私がおすすめしたいのが、「ホテルモントレ」です。
モントレグループは、北は北海道から南は沖縄まで20軒ちかいホテルを展開しています。
そのうち、東京にあるホテルは4つ。「ホテルモントレ銀座」「ラ・スールギンザ」「ホテルモントレ半蔵門」「ホテルモントレ赤坂」です。
モントレグループの大きな特長は、その土地柄に合わせて建物の外装、内装をそれぞれまったくちがくものにしていること。
ホテルのパンフレットの謳い文句を引用すると、銀座は「街角に佇むクラシカルなプチホテル」、
ラ・スールは「パリの小粋なアパルトマンに暮らすような週末」、半蔵門は「『江戸』をキーワードにした和風デザイン」、
そして赤坂は「英国のクラシックな装飾とモダン家具、（中略）都会的で洗練されたアーバンクラシックスタイル」。
私は週末に東京にホテルを取って、ちょっとぜいたくな休日を楽しむのが趣味で、
これまでずいぶん多くのホテルに泊まってきました。
結論として、「今、都心で、ハイグレードかつリーズナブルな料金でホテルに泊まるのなら、モントレに限る」と思っています。
その外装、内装のコンセプトは、今紹介したホテルのパンフレットの文句が、
もっともよく表現していますから、あえて補足はしません。それに加えて「リーズナブル」というところが、モントレの大きな魅力なのです。
正規の料金でツインのルームチャージが2万円から3万円と手ごろ。
さらに、インターネットなどで検索すれば、それよりずっと低料金で利用することもできます。
長期滞在にも向いていますし、遊び心のある方なら、4軒を泊まり比べてみてもいいかもしれません。
とにかくすべて個性的ですから、その違いをじゅうぶん楽しめることでしょう。
4軒とも、アクセス、ロケーションともにほとんどパーフェクトです。
ちなみに私のイチオシは、「ホテルモントレ銀座」です。

満足度の高い宿！ ホテルモントレ銀座